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新鮮な平飼い卵の卵かけご飯専門店『たまごかけごはんの店 玉の助』

家族が「卵かけご飯食べたーい」って言い出したので、行ってきました卵かけご飯専門店。

兵庫県で卵かけご飯専門店を調べると真っ先に出てくるのは豊岡にある但熊(たんくま)ですが、但熊は以前行ったことがあるので、今回は次に表示された『たまごかけごはんの店 玉の助』にいってきました。

お店の情報

お店の名前 : たまごかけごはんの店 玉の助

ジャンル : 卵かけご飯専門店

駐車場 : 無料駐車場有り

トイレ : 家庭っぽいトイレ。男女別

乳幼児対策 : 特になし。授乳・おむつ替えは自家用車で

おすすめ年齢層 : 小学校中学年くらいから

 

立地場所とアクセス

丹波篠山ののどかな場所に立地。電車でも行けるけど、JR宝塚線の古市駅からバスを使う必要があるので、車でのアクセスが現実的でしょう。三田西ICから下道で20分くらいです。

お店の周りは一見するとものすごい田舎なんですが、実は関西在住の方に人気の神戸三田プレミアムアウトレットから下道で30分程度しか離れていません。お買い物を楽しんだついでにちょっと足を延ばして普段とは違うジャンルのランチ、といった楽しみ方もできちゃうお店なんです。

また、近くには西国三十三所第25番札所である播州清水寺があるだけではなく、丹波焼きの工房がたくさんある地域でもあります。卵かけご飯食べるだけじゃなくて、お参りや焼き物巡りと併せて訪問するとより楽しめるかも。ちょーっと組み合わせが大人向けすぎる?

 

お店の様子

住宅のような外観のコンパクトなお店。店舗前に4台分の駐車スペースがありますが、基本みなさん車で来るので埋まってしまっていることが多いでしょう。わたしが訪問したときもそう。これは、まさかの駐車場待ちですかっ!?

 

と焦ったんですが、どうやら店舗のすぐ北側に別途駐車できるスペースがあるみたいで一安心。違う店舗である『キノクラさん』の駐車場のようです。駐車するときにキノクラさんのスタッフさんがおられたので念のため確認しましたが、停めても問題ないみたい。

 

店内は天然木が随所に使われており、落ち着いた雰囲気。座席はテーブル、座敷、カウンターがそれぞれ一箇所ずつありました。

ホールのスタッフさんは1名で回されており、入店したら注文と同時に先にお支払いを済ませるシステム。料理の受け取りや食器の返却はセルフサービスです。

 

お店の入口には有名人のサインがずらり。

わたしは日曜日のオープン直後に訪問しましたが、待ちはなくスムーズに席に着くことができました。わたしのグループで店内は満席になったんですが、その後も待ちが発生することはなかったですね。天気がイマイチだったのと、そもそも食事時といえる時間帯ではなかったのもあるとは思いますが。

 

食べたのは『卵かけ定食』と『鶏のから揚げ』

普通のお店なら何を頼むのかは大いに悩むポイントですが、こちらのお店は専門店なのでメインの料理は『卵かけ定食』の一択。大盛にするのかどうかと、サイドメニューをどうするのかさえ決めればオッケー。

豊岡の但熊と同じようなメニュー構成ですが、但熊は卵かけご飯定食が500円、おかわりが200円だったので価格だけ見るとちょっとだけこちらの方が高いですね。

 

こちらがわたしが注文した『卵かけ定食(並)』。ご飯にお汁・漬物・お茶がついたセットです。

この他に『鶏のから揚げ(2個入りで250円)』もオーダーしました。から揚げは注文してから揚げるみたいで、定食よりも提供に時間がかかってしまうようです。

 

卵は机の上に置かれているものを使う方式。おひとり様5個まで。卵黄だけを使う場合は3個まで・・・って、卵かけご飯で卵黄だけ使う食べ方ってあるんですね?

どうしても比べてしまう但熊では卵は使い放題でしたが、ご飯の量から考えると卵の個数は3個で十分でしょう。大盛にしたりおかわりをするならそれ以上使うこともあるでしょうけど、そうでなければ3個で十分。それ以上は卵かけご飯じゃなくて、『卵漬けご飯』になってしまいます。バランス悪し。

ご飯の量は大人の女性だとちょうどお腹いっぱいになるくらい。大人の男性だと大盛りでもいいかな?って感じでした。少なくとも全然足りなーい!って感じの量ではないように感じました。

 

お醤油は3種類から選択可能。回転寿司屋さんでもありますよね、複数種類のお醤油置いて下さっているところ。でもお恥ずかしいことに、わたしのバカ舌ではお醤油の違いが全然わかりません。違うような気はするんだけど、どう違うのかがはっきりわからないんです。かけてる量も違いますし。あえて言うのであれば、画像左の『玉の助』が醤油辛くなくて卵と相性が良かったように感じました。

 

ところでセットには赤い空っぽの器があるんだけど、これの使い方がなかなか悩ましいところ。店内を見回すとこの器を卵の殻入れに使っている人と、ご飯をよそってミニ卵かけご飯を作るのに使っている人の2パターンおられました。いろんな醤油を試すなら後者の方がいいんだけど、写真映えするのは間違い無く前者だ!

 

醤油の違いが気になったわたしは後者のパターンで使用させていただきました。卵の色が濃い!!

 

ご飯を投入して、醤油と同じく卓上に置かれている刻み海苔を乗せると、めーっちゃ美味しそうじゃないか!

こちらの玉の助では『平飼い卵』をセールスポイントにされています。一般的なゲージ(鶏用の狭い檻)飼いではなく、平らな地面の上で放し飼いした鶏の卵を使用しているということ。

正直な話、わたしには平飼い卵ならではの良さっていうのは味としてはよくわかりませんでしたが、大量に流通している一般的な卵との違いはよくわかります。安価な卵ってどうしてもタンパクな味わいなんですが、養鶏場などで売ってる高価な卵ってすっごい濃厚なんですよね。この濃厚さを楽しむためにも、醤油のかけ過ぎには注意しましょう。醤油辛くなると卵の濃厚さが台無しです。

 

から揚げはちょっと竜田揚げっぽい雰囲気のタイプでした。正真正銘の揚げたてを提供してくれて、めっちゃ美味しかったです。揚げ物はやっぱり揚げたてだね!

 

まとめ

そんな感じで本日は『たまごかけごはんの店 玉の助』の紹介でした。

最近では都会でも卵かけご飯専門店はありますが、それでもやっぱり本場は養鶏場のある地方でしょう。生みたての卵かどうかまでは分かりませんが、それでも産地に近い場所で高品質な卵をたっぷり食べることができるのはとても贅沢です。価格も最近の物価の高さを考えるとお手軽に楽しむことができる範疇であり、この価格で贅沢な卵かけご飯を食べることができるのは産地ならではでないでしょうか。

この卵かけご飯のためだけに訪問するにはちょっとハードルが高い場所かもしれませんが、高速のインターチェンジからそこまで遠くはないので神戸三田アウトレットなどのちょっとした遠出と併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

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