お仕事で愛媛へ。
わたし、愛媛へ行くのは人生で初めて。初めてのしまなみ街道、初めてのばりぃさん、初めての日本食研さん宮殿工場(敷地外から見かけただけ)。こういう観光で有名な場所に初めて訪問したときの感動は同僚のおじさん同士ではなく家族と分かち合いたいのだけれども、こういうのもビジネスマンの宿命というもの。
本日は今治のご当地グルメ焼豚玉子飯のご紹介です。
お店の情報
お店の名前 : 重松飯店
訪問日 : 2025年2月18日。クッソ寒い!
ジャンル : 街中華
駐車場 : 無料の駐車場があるけど、オープン前から争奪戦がすごい
トイレ : 様式の綺麗なトイレがあります
乳幼児対策 : なし。授乳・オムツ替えは自家用車で
おすすめ年齢層 : 行列必至だけど、お店自体は老若男女問わず誰でも楽しめるお店。
今治では何を食べる!?ランチなら焼豚玉子飯でしょ!
出張での唯一の楽しみといえばその土地でのお食事。観光はできないけど、食事をとるのは労働者の権利だ!
さて、今治でランチは何を食べようか悩んでおりますと、同行者から今治といえば焼豚玉子飯が有名だと教えてもらいました。
え?バリィさんって焼鳥を表現してるのに?焼鳥じゃなくて豚肉が有名なの?と激しく突っ込んじゃいましたが、いやいや焼鳥は夕食部門。ランチ部門は断然焼豚玉子飯!なんですって。
焼豚玉子飯は元々街中華である「五番閣」の賄い料理だったみたいなんですが、この店舗で料理人をしていた人たちがそれぞれ独立し、独立後の店舗でメニュー化したのが始まりなんだとか。
「白楽天」「梁山泊」「重松飯店」の3店舗が特に有名で、御三家と呼ばれているらしいです。
重松飯店さんは聞いてたとおりの大混雑
訪問したお店は御三家の一角とされる重松飯店さん。訪問するまではほんとうに焼豚玉子飯が有名なの?ってすごく疑問だったけど、クッソ寒い平日だというのにすさまじい混みっぷりでした。
わたしは回転30分前に並び出して、6番手。開店時には20名ほど並んでいました。
店内はザ町中華という感じ。でも油でベタベタしているような感じは全くなく、とても綺麗にされいるのが伝わってきます。
あ、バリィさんだ!!重松飯店を示すであろう「しげはん」という腹巻をしているから、特別仕様?
店内は座敷もあってかなりのキャパがあるのですが、厨房のスタッフ数はそれほど多くはありません。つまり、店内に入ることができてもすぐに料理が提供されるというわけではないのです。
今回のわたしのようにあとのスケジュールが決まっている場合は開店前に並ぶことはもちろんのこと、なるべく早くオーダーすることがとても重要です。
今回はオーダーはわたしが一番最初で、その条件での提供時間は25分程度でした。
メニューはこんな感じでごく一般的な街中華という感じ。まぁ、街中華のお店ですから。特別枠の焼豚玉子飯には別メニューが用意されていますが、一応このメニューにも飯類枠でひっそりと掲載されています。
名物焼豚玉子飯のレビュー
他のメニューも美味しそうだけど、やっぱり頼むのは名物焼豚玉子飯でしょう。
小盛、中盛が現実的な選択肢。大盛以上はカロリー過剰摂取間違いなし。アスリート、フードファイター、デブエット挑戦中の人向け。
わたしは小盛にするつもりだったけど、同僚につられる形でオーダーの瞬間に中盛に変更。こういう意思の弱さが、いつまでも痩せることができない結果に現れてしまうのですよ。
中盛のボリューム感はこんな感じ。ろくに運動していない成人男性なら健康のことを考えるとこれが限界でしょう。コレステロール値を考えると卵は一日一個まで!という意見は昔よく聞きましたが(それが正しいかは置いておいて)、どんな意見はフル無視な卵っぷり。ちょー美味しそう!
半熟の目玉焼きの下には豚チャーシューがたっぷり。脂身は比較的少なく、赤身が多い印象でした。でもパサパサとした硬い食感ではなく、肉らしい繊維感と柔らかさが絶妙なバランス。
ただ、みなさんにお聞きしたい。
日頃チャーシューをご飯のお供にする機会ってありますか?
ラーメン屋さんにはチャーシュー丼は確かにある。でもあれって焼豚そのものの味わいというよりかは、ネギ、タレ、マヨネーズなどとの組み合わせで提供されていませんか?
何がいいたいかというと、わたしの個人的意見ではあるんだけど、ラーメンの上に乗っかっているようなチャーシューってご飯のお供としては実力不足なんですよ。ご飯のお供にするには味が薄いんです。
たぶんそれは重松飯店さんのチャーシューも一緒なんだろうけど、ここではたっぷりとタレがかかっており汁だく状態。半熟玉子のまろやかさと合わさって分厚い厚みの味を形成しています。うんまー!
美味しすぎてあっという間に完食!!という気もしたけど、一方であれまだまだある?という気持ちも抱きながら完食。見た目通りだけど中盛りでもなかなかのボリューム感。決して腹パンパンの苦しい状態にまではならないけど、多くの人にとって十分なボリュームじゃないでしょうかね。
重松飯店さんの感想
というわけで、今治のご当地グルメ焼豚玉子飯を有名店重松飯店さんでいただいてきました。
味はおいしいです。変なクセもなく、老若男女誰にも食べやすい味。
ただそれは裏を返せば長時間並ぶ価値があるほどの味ではないかもしれない、ともいえます。よく言えば庶民的な味、悪く言えば予想できる味。唯一無二、という感じでは決してない。
しかしながら、800円でこのボリュームは今どきなかなか珍しいかも。まさにザ町中華といった感じで、重松飯店さんのすごさはそっちのほうじゃないかと思いました。
お店を出た頃にはお店の前の人の行列だけではなく、駐車場待ちの車の行列も発生していました。価格の安さやボリュームという価値は長時間並んだら意味がないのでは?と正直思っちゃうので、やっぱり開店45分前くらいに車で訪問、車の中で待機しておいて、人が並びだしたら並んで一巡目で入店する作戦がよいんじゃないでしょうか?
今回の撮影機器
この記事の写真はLUMIX GM1とLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7 ASPH.の組み合わせで撮影しました(jpeg撮って出し)。