写真日記

コアラの赤ちゃんを見られる場所『神戸市立王子動物園』

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わたしが人生で最も多く訪れた動物園は、間違いなく神戸市にある神戸市立王子動物園

大人は1人600円、中学生以下は無料という市立ならではコスパの高さを誇る施設でありながらも、パンダやコアラといったスター級の動物も多数飼育している動物園。残念ながらもうパンダはいませんが、コアラはまだまだ健在。というわけで、出費を抑えつつも丸一日潰すことができる家族サービスの手段として、昨日もコアラを見に王子動物園へ。

AIによると、現在国内でコアラを見ることができる施設は以下の7施設。よく知られているようにコアラの食事は日本には生えていないユーカリであることから飼育コストがめっちゃ高く、飼育できる施設は限られているのです(飼育頭数は古い情報もあり、正確ではないです。実際王子動物園では現在7頭ですし)

しかもユーカリであればなんでもいいというわけではなく、ユーカリの中でもコアラによって様々なこだわりがあるのだとか。そういえば、昔オーストラリアでコアラの腸内細菌の研究をしたことがあるという研究者さんから、オーストラリアでは野生のコアラでも腸内細菌のバランスが崩れて大量にお亡くなりになる問題が起こることがあると教えてもらったことがあります。なんて繊細なヤツなんだ!!

 

そんな繊細なコアラはめっちゃ睡眠時間が長いことで有名ですよね。なんせ一日18~22時間も寝るので、基本は寝ていると思っていた方がいいでしょう。動いているコアラを見ることができる確率を上げたければ、なるべく飼育頭数の多い施設を訪問しましょう。選択肢は全国でたった7か所しかありませんけど。

 

どいつもこいつも寝てやがるぜ!!

・・・と思いきや、

あっ!起きてる!!

 

起きてるコアラを見たければ、飼育頭数が多い施設を訪問する以外にも一日のうち何度もコアラを見に行くというのも有効な手段。コアラってずーーーっと寝ているというよりかは、小刻みな活動を睡眠の間に挟んでくるってイメージがあります。わたしの勝手なイメージだけど。

 

今回の写真はLUMIX S5と24-200mmだけで勝負。便利ズームは画質がイマイチってイメージが付きまとうけど、わたし的にはこれだけ写ってくれれば十分。荷物が多くなりがちな家族サービスのときでも持ち運ぶことができる、コンパクトで軽くていいレンズ。ただ旅行で使うには広角側が物足りないというのが今のところの率直な感想かな。

 

そうそう、コアラ舎を2回目に訪れたときにあるコアラのお腹からニュッと顔を出してきたのがこちらのコアラ。動物園側も全然アピールしていなかったから全く知らなかったんだけど、なんと今王子動物園のコアラ舎には赤ちゃんコアラがいるのですね!!

 

この飼育スペースに記載されていた情報は、2016年9月25日生まれのオウカ(8歳4か月)と2021年5月13日生まれのシャイニー(3歳8か月)の2頭分。

コアラの飼育下での平均寿命は15年くらいで、コアラの1歳は人間の5歳に相当するのだとか。ということは、人間に換算するとオウカは41歳,、シャイニーは18歳ということになります。

うーん、どう考えても案内書と内部のコアラの情報が一致していないぞ・・・。

 

帰宅後に調べてみますと、このコアラの赤ちゃんはオウカの子どもで2024年6月12日生まれ。袋から顔を出し始めたのは2024年12月29日らしいので、かなりレアな光景を見れたのではっ?

現時点ではまだ性別も分からないし、名前も決まっていないのだとか。こういう貴重な展示があるにもかからず全然アピールしていないのがいかにも市立の施設って感じだけど、コアラは環境の変化に敏感な性格らしいので、アピールして人が押し寄せるのはあまりよろしくなさそうな感じ。

見れたらラッキーくらいの気持ちで、訪問するときは静かに訪問しましょう。

撮影機器

この記事の写真はLUMIX S5LUMIX S 28-200 mm F4-7.1 MACRO O.I.S.の組み合わせで撮影しました(jpeg撮って出し)。

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