先日ご紹介した『橋の科学館』はちょっと展示がマニアックで、正直人を選ぶ場所だと感じました。物作り大好きなわたしは大いに楽しめたんですけどね。
一方、今回ご紹介する『舞子海上プロムナード』も同じ明石海峡大橋がらみの施設なんだけど、こちらはとてもシンプルで、より多くの人が楽しめる施設です。ただし、高所恐怖症の人はめちゃくちゃ注意!!
要約
どんな場所? : 明石海峡大橋の技術を紹介する科学館
料金 : 大人300円、高校生以下は無料
立地 : 明石海峡大橋の神戸側のアンカレイジ(基礎)の中。JR舞子駅から徒歩5分程度
おすすめ年代 : 歩ける人なら誰でも楽しめるはず(※高所恐怖症は除く)
個人的な評価 :
お財布への優しさ | ★★★★☆(4)高校生以下は無料!/td> |
満足度 | ★★★★☆(4)巨大建造物好きには堪らない |
お勧め度 | ★★★★☆(4)安価なのに唯一無比の体験ができます |
一言 : がっつり時間はつぶせないけど、近くに来たら是非行って欲しいスポット。こんな体験、ここでしかできません。
『舞子海上プロムナード』ってこんな場所
一言で言うと、明石海峡大橋に登ることができる施設。
明石海峡大橋には主塔に登ることができるツアーもありますが、そちらは対象年齢中学生以上、主塔までの2kmを往復歩く必要があるという、少しハードルの高いもの。
一方こちらの施設ではもっと気軽に明石海峡大橋の迫力を楽しむことができるのです。
橋の科学館から橋を見上げて確認できることができる、この空間が舞子海上プロムナードの一部。これからここに登るのだ!
舞子海上プロムナードの入口は明石海峡大橋のワイヤーの基礎であるアンカレイジ内にあります。橋の科学館と同じく舞子公園内にあることになるので、アクセス性は橋の科学館と同じ。詳細はこちらでご紹介しています。
入口の前で後ろを振り返ると、眼前に広がるのは巨大な明石海峡大橋。ここでも十分すぎるほどの非日常感ですが、ここまできたのであれば是非上まで登ることをお勧めします。入場料も安いしね。
入館料を支払ったら、すぐにエレベーターで8階へ。8階のエレベーターホールを通り抜けると、いきなり明石海峡大橋の真下の通路にでます。屋外だし、高いし、橋の上を走行する車両による走行音が鳴り響くし、初っ端からかなりの大迫力。
つい先ほどまで滞在していた橋の科学館が橋の構造物の隙間からチラ見え(画像はズームで寄ってます)。めっちゃ高ーーーい。
屋外でしかもかなりの高さの場所なんですが、通路自体はこのようにかなり立派な造りで天井まで柵もあるので、どう間違っても転落の恐れはありません。通路自体は全然長い距離ではありませんが、明石海峡の風を感じながら歩みを進めていきましょう。
通路をしばらく歩くと展望台があります。ここはしっかりと空調が効いた屋内なので、めちゃくちゃ快適。喫茶店もありますから、のんびりとした時間を過ごすのもよいですね。ちょっとしたお土産コーナーもあるよ!わたしは可愛らしいタコパ道具を買っちゃいました・・・。
この日は残念ながら雨模様でしたが、それでもこの景色。天気が良かったら絶対綺麗だろうなぁ。
展望台を抜けると再び橋下の屋外通路が。この2回目の屋外通路が舞子海上プロムナードの最大の盛り上がりポイント。
それがこの部分!
そう、ガラス張りのスケスケ通路!ガラスの下に広がるのは50mの高さのある海面!実際に立ってみると、高所恐怖症じゃなくてもこれは怖いですよー。こんなの無理!という方は、真ん中のガラスじゃない部分を歩きましょう。
真下を見るとどんな感じなのか?・・・それは是非自分で確認してみてください。
ガラス張りの床を通過して更に奥に進みますと、通路の終点となる広場に辿り着きます。
ここにもガラス張りの床があるんですが、先ほどと違ってこちらのガラスには補強材となる金網が入っていないので、わたしは先ほどの床よりも一層怖いなと感じました。
巨大構造物が好きな人ならきっと突き刺さるこの光景。橋の科学館でいろいろと勉強した後なので、あぁこれがあの部分かぁと一層楽しむことができます。
実は先ほどの画像の中央にはほんの点のようなサイズですが、主塔の麓に多くの人が写っているんです。この人たちは主塔の上に登る体験ツアーの参加者ですね。せっかく訪問しやすい兵庫県に住んでいるんだから、わたしもいつかはこのツアーに参加したい!
『舞子海上プロムナード』で良かったところ・残念に感じたところ
良かったところ
- 手軽にアクセスできるにも関わらず非日常的な光景を楽しむことができる
- 巨大建造物好きには堪らない圧倒的なスケール
- 世界第2位の長さを誇る巨大な吊橋の内部に入り込める貴重なスポット
残念に感じたところ
- 高所恐怖症には地獄
まとめ
というわけで本日はわずか300円で明石海峡大橋の圧倒的なスケールを体感できる施設、舞子海上プロムナードのご紹介でした。
まずは橋の科学館で明石海峡大橋の建造と維持のためにどのような技術が使用されているのかを学んだあと、この舞子海上プロムナードで実物を見るという流れがよいのではないでしょうか。これであなたもきっと明石海峡大橋マニア!
ただし、この舞子海上プロムナードは柵がしっかりあるとはいえ屋外の高所通路を必ず歩かないといけない設計になっています。高所恐怖症の方には耐え難い環境かもしれないので、くれぐれもご注意を!