観光地

ウミガメと海中展望塔と海中観光船。本州最南端の水族館『串本海中公園』

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要約

どんな場所? : 自然のサンゴや魚を観察することができる施設

所在地 : 和歌山県の一番下らへん

訪問日時 : 2026/8/2 (夏休み期間の日曜日)

料金 : 1,600~3,200円(大人)※施設の組み合わせ次第

所要時間の目安 : 1~3時間 ※施設の組み合わせ次第

おすすめ年代 : 老若男女問わず

個人的な評価 :

お財布への優しさ ★★☆☆☆ (2)ちょっとコスパ悪いかも
おすすめ度 ★★★☆☆ (3)興味を感じたなら行ってみよう

一言 : 水族館のみだとかなりコンパクト。せっかくなら他の施設も楽しもう

キャッチフレーズのひとつは「本州最南端のテーマパーク」。

テーマパークといっても遊園地ではなく、串本海中公園は海中公園地区のテーマパークなのです。

海中公園地区(現在の名称は海域公園地区)っていうのは自然を保護するための海域のことで、現在日本には31か所あるのだとか。そして、今回ご紹介する串本海中公園は日本全国で最初に海中公園地区に指定された場所。

つまり、串本海中公園は貴重な海のテーマパークってことですね。施設の中心は水族館、海中展望塔、船が中心だけど、宿泊施設やダイビング体験施設もあるようです。

 

串本海中公園ってこんな場所

アクセス性

Googlemapを引用

和歌山県の一番下の部分、串本町にある施設。和歌山県どころか本州最南端の市町村なので、決して交通の便の良い場所ではありません。

電車+送迎バスだと大阪市から約210分(ただし乗車時間のみ)もかかってしまいます。この場所だけで一日みっちり過ごすというタイプでの施設ではありませんから、白浜や那智勝浦など他の観光地を合わせて自家用車での訪問が現実的でしょう。

敷地内には数十台分の駐車場があり無料で利用することができます。ちょっと収容可能台数は少なめに感じたけど、満車になったら敷地内のあらゆる場所(駐車場ではない場所)に誘導してくれるので、公開情報や見た目以上に収容力はありそうです。

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水族館エリア

串本海中公園といえば水族館ってイメージで訪れる人も多いんじゃないでしょうか。

その水族館ですが、規模としてはかなりコンパクト。ウミガメに餌を与えたりしなければ、15〜30分程度で回れてしまうくらいのボリュームしかありません(※水族館マニアは除く)。

この水族館の最大の特徴は、目の前の串本の海に生息する生き物だけで構成されているということ。

入口付近の大きな水槽『串本の海』はまさに水族館の沖合を再現した水槽。

串本の海は黒潮の影響で海水温が高いため、サンゴが生息する最北の地なのだとか。だから水槽にサンゴがあるんですね。

 

そんなコンセプトだから、串本町のある和歌山県では高級魚として扱われているクエも当然のように展示されています。庶民派のわたしは残念ながら人生で一度もクエを食べたことがありません……

なお、水族館近海の海では養殖場から逃げ出したと思われるクエの交雑種が生息しているらしく、この施設ではその交雑種の目撃情報も集めているようですよ。運が良ければ後述の海中展望塔から見ることができるかも!?

 

たくさんの水族館を行ってきたわたしですが、多分初めて生きているのをみたのがこのホラ貝。戦国武将が、ブオーーーーっと笛として使ってるやつ。当たり前なんだけど、めっちゃでかくてビビりましたね。

 

そしてこの水族館ではウミガメの繁殖にも力を入れているみたいで、ウミガメがうようよいます。子ガメから、100kgオーバーのジャンボウミガメまでいます。そのうようよいるウミガメにご飯をあげちゃうこともできます。

お腹いっぱいで食いつき悪いかも……という注意書がありましたが、ばくばく食べてくれて良かったです。でも与えるのが粒状のご飯なので、他の水族館のような植物や野菜と比べると与えた感が控えめなのは少々残念。

 

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冒険気分も少し味わえる?海中展望塔

串本海中公園といえばこれでしょう!というわけで、わたしにとっての訪問の目的はここ。

水族館から少し離れた海上に設置された塔状の構造物で、内部から串本の海を観察することができるのです。水族館で串本沖の生き物を覚えて、それの野生バージョンを探してね!ってことでしょう。

海中展望への移動は徒歩。桟橋と橋を渡っていきます。少し急な階段もあれば足元も悪いので、残念ながらバリアフリーとは程遠い感じです。

 

自然の中だから当たり前なんだけど、桟橋と海中展望塔を結ぶ橋は結構スリリング。見た目以上に高さを感じるので、高いところが無理な人はキツイかもしれません。これ、海が荒れてたらどうなるんだろう……

 

下を見ると結構ヒヤヒヤするけど、横を見るとめちゃくちゃ綺麗な海が広がっています。サンゴが生息しているから当然なんだけど、まるで沖縄の海みたい!

 

海中展望塔の外では魚の餌を販売しており、数人が餌やりをしていました。その餌目当てでたくさんの魚が寄ってきている!もちろん、野生の魚ですよ。

餌やりにも興味はあるけど、せっかく魚が集まってきているので早速内部へ。

内部はまるで潜水艦!!

薄暗い建物の外壁には丸い耐圧窓がずらっと配置されており、全方角を観察できるようになっています。内部は1フロアーだけで、そのフロアーまで階段で降りていきます。降りる人と登る人がすれ違わないように階段は二重螺旋構造になっているんですね。

 

やはり人気は先程餌やりをしていた場所。上から見てもたくさんいましたが、水面付近で餌を食べる魚以外にもたくさんの魚がふよふよ泳いでいます。

掲示物によると、メジナ・ソラスズメダイ・アカササノハベラの3種が最も見られる魚BEST3だそうです(わたしは水族館好きだけど実はどれも知らない)。

 

わたしが見たなかで一番興奮したのはこの野生のイシガキフグ。フグが大好きなわたしには堪らない、やや大きめのフグ。

もちろんどこの水族館でも飼育されているような全然珍しくないお魚だと思うけど、野生の泳いでる姿なんてダイビングする人じゃないと見れませんからね。わたしにとってはとても貴重。

 

ロケーションは最高!海中観光船

今回は時間の関係で断念したけど、海中観光船もよいですね。

水族館自体はそれ程珍しくはないけど、観光船やグラスボートに乗る機会はそうそうないですからね。美しい海だけじゃなくて、非日常感を楽しめるはず。

海中観光船単体だと2,300円(大人・通常航路)と結構なお値段ですが、水族館+海中展望塔+海中観光船のセットだと3,200円なので、セットだとかなりお得に楽しめます。

 

裏手には磯遊びできそうな場所もあるけど、ルールは厳守!

海中観光船の桟橋付近には広大な磯場があり、立ち入ってる人もチラホラおられました。看板を見る限り立ち入り自体は問題ないものの、なんといってもここは海域公園地区に指定されている場所。

周辺エリアは2段階で規制がかけられており、水族館付近からもう少し西のエリアはより厳しい規制エリアになっている点は注意しましょう。

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串本海中公園のお食事・トイレ事情

食事情報:レストラン「アクロポーラ」

食事できるような場所は敷地内にあるレストラン「アクロポーラ」の一択。座席数200席の大きなレストランです。

夏休み期間の日曜日ということもあり、かなりの座席数があるにも関わらずお昼時はほぼ満席でした。

観光地なので仕方がないのですが、提供されるメニューはちょっと割高感が否めません。車で10分程度で串本町中心部にいくことはできますので、そちらでランチを探すのがわたしはおすすめです。

 

トイレ情報:水族館とレストランにあり

当たり前ですが、海中展望塔にはトレイはないので注意しましょう。

 

串本海中公園のまとめ

串本海中公園で良かったところ

  • 水族館で魚の顔を覚え、続いて海中展望塔と海中観光船で野生の魚を探すという構成はここならでは。
  • 他の水族館ではなかなか見かけない生体も展示されている
  • 海中展望塔のワクワク感
  • セット料理だとかなりお得

串本海中公園で残念に感じたところ

  • 各施設をはしごせず、水族館だけの利用だと割高に感じる
  • どうしようもないことではあるけど、アクセス性は悪い

というわけで、今回は和歌山県どころか本州の最南端にある水族館(を含む施設群)である串本海中公園のご紹介でした。

「串本の海を再現した水族館」っていうのを知っているかどうかで、この水族館の楽しみ方は大きく変わるだろうなと感じました。知らなければコンパクトで少し地味な水族館、っていう印象を抱く人もいるかもしれませんが、知っていればこんな生物が日本周辺にいるのか!って視点になると思います。

惜しむべくは、恐らく多くの訪問者はそういうコンセプトを知ることができずに訪問しているのではないか?ということ。

もっと、入口付近とかででかでかとアピールしてはどうでしょう?

 

わたしが訪問した水族館については下記ページにまとめていますので、よろしければどうぞ。

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