いまやスマホは日常生活に欠かせないツールですが、それどころかこれまでパソコンが必要だった多くの作業もこなせるようになったことから、最近ではパソコンを所有していない人も多くおられるのだとか。
そんな世の中ですが、わたしは出張や旅行といった遠出には必ず自分のノートPC(ラップトップ)を持っていくタイプ。そう感じるわたしが古いだけなのか、それとも多くの人はそもそもノートを使っていないのか、とにかくスマホで十分という意見を多く目にします。スマホが便利な道具であることは疑いようのないことだけど、操作性と見やすさは圧倒的にノートPCの方が優れていませんか?
そんな感じで泊まりの場合はノートPCを絶対に持ち運ぶわたしですが、便利といっても重たいのも嵩張るのも嫌。気軽に持ち運べるコンパクトが欲しいんです。
昔(本当に昔)はエイサーのAspire oneという機種をよく使っていました。もう15年以上も前の話ですね。比較対象のipod classicが懐かしい・・・。
性能は当時でも低かったけど、このコンパクトさはとても素晴らしかったです。残念ながらこのタイプはスマホとタブレットにほぼ置き換わってしまったので、今となっては選択肢はほぼありません。
そこでわたしが現在使っているのはノボのThinkBook 13s Gen 2。先ほどのエイサー製のAspire oneと比べるとかなりデカいですが、そこそこ薄く、そこそこ軽く、そしてなにより安価という点が大きなメリット。メインじゃないんだから、そこそこの性能があればあとは安さが重要なポイント。
安い安いといいつつも、質感はかなり良くてお気に入り。海外メーカー製品のコスパの高さをまざまざと見せつけられます。
そんなThinkBookにも大きな不満点がありまして、それはACアダプターがめっちゃ嵩張ること。せっかく本体がそこそこ薄いのに、アダプターがこれだけデカいと台無しー!!
そんな悩みを解決したいわたしは、前から狙っていたAnker製品を今回のアマゾンセールの先行セールで遂にゲットしました。いや、お手軽価格の製品なのでいつでも購入できるようなものなんですが、今回は贅沢用途のようなものなのでこれまで購入に至る決定打がなかったのです。
購入したのはUSB PD充電器の『Anker Nano II 65W』とUSB-Cケーブルの『PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル』。
ThinkBook付属のACアダプタは65W出力なので、それと同じ(もしくはそれ以上)の出力のUSB PD充電器であれば代用できるんじゃね?というシンプルな狙い。
『Anker Nano II 65W』はコロンと小さなサイズ感。Nanoという名称ですが、以前iphoneに付属していたUSB充電器よりは1周り大きいサイズ感。Nanoじゃないじゃん!って思う人もおられるかもしれませんが、前者は15W程度の出力だったことを考えると、こいつはめちゃくちゃコンパクト。なんせ65Wですからね!
USB-Cケーブルの『PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブル』は充電器のついでに衝動買いしたもの。シリコン素材でできている点が特徴らしいけど、手触りがソフトでめちゃくちゃ気持ちいい!全く期待していなかったけど、これはかなりいい!しばらく使ってみてホコリがめちゃくちゃ付着するなどの不具合がなければ、手持ちのケーブルをどんどんこいつに変えていきたいくらい。
これまで嵩張りまくっていたアダプターと比べるとこんだけコンパクトに!!これなら持ち運びがグッと楽になります。
これだけコンパクトになるんだからなんでメーカーはこの方式を採用しないんだろう?って思っちゃいますが、頭のいい人達がきちんと考えた上であの嵩張るアダプターなんだろうから、USB-PD充電器方式にはわたしが知らないデメリットが何かあるのかもしれない。
だけどレノボ自体も安価なノートだし、万が一不具合が生じてもギリギリ耐えられる精神的経済的ダメージのはず(だと思いたい)。おそらく何ら問題はないと思いつつも、心の片隅にそのような覚悟を決めてこのコンパクトさのメリットを享受しようと思います。